Part 4

ED102SS と ED114SS (短焦点)鏡筒


ED102SSは、短焦点ですが星雲、星団そして、月、惑星とほぼオールラウンドに近く使用できます。
ED114SSは、星雲・星団、彗星となるとED102SSなんか比べものにならない素晴らしい見え方をし
撮影が可能です。しかし月となるとノッペリした月面となりクレータの凹凸が良くわかりません。
惑星の模様もコントラストが弱くあまり良い見え方をしません。つまり、暗い(淡い)星雲・星団には強い
が明るい月、惑星には弱いと言う鏡筒です。ED114SSは、特殊な鏡筒です。
FS102は、ノーマル的な鏡筒で星雲・星団、彗星、月、惑星なんでもこなせる鏡筒です。
しかし、星雲・星団には、ED114SSには負けます。特性がありますので、何を見たいかに
より選択してください。いずれにせよ高額ですので良く検討してください。


使用部品は、共通品が多いです。
ファインダー、ファインダー脚、ドロチューブは同一品。
ドロチューブのノブは、購入時点が違うため異なりますが同時期
に購入すれば同じでした。

雲台プレート(ビクセン)を取り付けて雲台を付けてあります。
購入時は、ビニールの釣り手が付いています。古くなると切れそうな
気がします。これなら強度アップにもなるし持ち運びも安心です。
ED102SSとED114SSの大きさの比較です。
ED114は、いきなり大きなと言う感じを受けます。


ED102SS ED114SS
ED102SS 口径102 焦点距離 660mm ED114SS 口径114 焦点距離 600mm


つくりは、まったく同じです。 購入時期が違うためドロチューブのノプ(ハンドル)が違います。


フード部です。対物レンズのキャップはフードの中に入るかたちを取っています。
フードのキャップはフードの先端に付きます。
フードは、鏡筒と同じ太さでストレートです。

自分で調整できる形は取っていません。 自分で調整できる形は取っていません。

撮影画像
ED102SS ED114SS
星雲・星団 星雲・星団
星雲・星団 星雲・星団
彗星 彗星
ED102SSとFS102(高橋製作所)の大きさ比較です。
FS102は、ノーマル望遠鏡にて焦点距離は820mmあります。

FS102のドロチューブのハンドルは、アルミ製でしっかりしています。

ED102 FS102
ファインダーの固定方式はビクセンも高橋製作所も同じです。
手で回すネジ先端3本、セットスクリュー手前側3本。
ファインダーの固定方式はビクセンも高橋製作所も同じです。
セットスクリュー先端3本、手で回すネジ手前側3本。(ビクセンと逆です。)

鏡筒バンド部 ビクセンもしっかりしていますが、高橋製作所はさらにシッカリしています。
購入当時、鏡筒バンドだけで12000円もしました。