一昔前はお米といえば、ササニシキ、コシヒカリ、秋田こまちでどこに
行ってもこの3種類の販売ばかりでした。
最近は、もっと安価でおいしいお米が多数販売されております。
品種改良が行われ、病気、気候の変動に強くおいしいお米が開発
されているのだそうです。
私は、こしひかり、秋田小町を長年食していたのですが、いろんな
お米を購入し食するようになってきました。
生産者さんのホームページには、詳しい内容が書かれていますが
消費者として気になるお味、特徴、品種改良の経歴、歴史につい
て調べてみました。味と好みは、私と一般的な評価です。
価格につきましては、私の居住地近辺の購入価格(スーパー、
ホームセンター等)です。

歴史 現在 日本生産量1位

品種改良 農林1号と農林22号の交配から生まれた。
コシヒカリとササニシキは、兄弟親戚品種
あきたこまち、ひとめぼれの親の品種

特徴 粘りが強い。
冷めても美味しい。
やや硬め。
比較的栽培しやすい。

味と好み ひとめぼれより甘みが遠い。
私は、長年食していました。
高いしもうこの味には飽きた感があります。
しかし、基本として時に食します。

価格 3200円程度/10Kg程度

歴史 現在 日本生産量2位

品種改良 冷害に弱いササニシキの転換品種。
初星とこしひかりの交配から育成。
こしひかりより栽培が容易。
寒冷地以外でも栽培が可能。
青森から沖縄まで栽培されている。

特徴 粘りが強い。
やわらかく冷えても美味しい。
甘みが強い。
栽培しやすい。

味と好み 甘みが強いのが好きな方にはお勧め。
私は、昨年以前はひとめぼれを良く食し
していました。

価格 3100円程度/10Kg

歴史 平成4年デビュー

品種改良 庄内29号とあきたこまちを交配し育成。
こしひかり系のお米。

特徴 粘りが少ない。
さっぱりしている。
やや硬め。
比較的栽培しにくい。

味と好み ひとめぼれより甘みは少ないがさっぱりした食感。
最近私は、この味が好みとなり連続して購入です。

価格 2700円程度/10Kg


歴史 平成13年デビュー

品種改良 国宝ローズとあきほを交配し育成。
こしひかり系のお米。
ひとめぼれと空系90242Aからできた国宝ローズ
この国宝ローズとあきほの交配から育成。

特徴 つや、粘り、甘みのバランスが抜群。(生産者宣伝)
冷えても美味しい。
やや硬め

味と好み ひとめぼれに次ぐより甘みでさっぱりした食感。

価格 3500円程度/10Kg


歴史 平成18年デビュー

品種改良 奥羽341号と山形40号を交配し育成。
こしひかり系のお米。
奥羽341号は、あきたこまちと中部49号の交配。
山形40号は、庄内32号と奥羽312号の交配。
いずれもこしひかりを先代にもつお米。

特徴 適度な弾力
粘り気が少ない。
味がさっぱり。
粒がしっかり。

味と好み 甘みは少ないがさっぱりした食感。

価格 2300円程度/10Kg


歴史 1963年にデビュー
かつて(昭和60年〜平成5年)全国第2位。
平成5年の大冷害で生産量が激減。

品種改良 農林22号と農林1号との交配試験米にササシグレを掛け
合わせで誕生。
くきが細くて弱く倒れやすいため新機種に作付けをゆずる。

特徴 粘りが少ない
さっぱりしている
やや硬め
比較的栽培しにくい。

味と好み さっぱりしていてお寿司に向く。

価格 最近は、売っていません。


歴史 平成元年にデビュー

品種改良 渡育214号と道北36号を交配し育成。

特徴 粘りが少ない。
あっさりしている。
噛めば噛むほど広がる甘み
冷めても美味しい。

味と好み 食感はオールマイティーであり、丼ものや
チャーハンなど広いレパートリーに活用

牛丼チェーンの松屋吉野家など丼物を中心
とした外食産業で用いられる事が多い

価格 2700円程度/10Kg
歴史 昭和59年にデビュー

品種改良 コシヒカリと奥羽292号を交配し育成。

特徴 うともちもちとした粘りのある食感。
もち米のように粘りがある。
冷めても美味しい。

味と好み おにぎりなどにすると美味しい。

価格 2700円程度/10Kg


現在は、いろんなお米が従来より安価に販売されております。
生産者のセールスポイントも公表されておりますが、確かにその通りが多いです。
いろんなお米を食してみては、いかがでしょう。
食感も人それぞれだと思います。
最終的には、人それぞれの好みとなると思います。

以前、バケツにて稲を育てた事があります。秋には収穫を楽しみにして
いたのですが、収穫の頃には鳥(すずめ)に食されてしまいました。
園芸が趣味と言う事でお米にも関心があったので本ページを制作してみました。