天体望遠鏡

アクロマート短焦点屈折鏡筒 SE120 (ケンコー)


2006.9.2 記; 入荷
SE120 梱包箱より (ケンコー)
大きく中国製(maide in china)と書かれた箱に梱包されております。
鏡筒は、エアキャップにて厳重にくるまれております。アイピース、2インチ天頂プリズム、ファインダーは、
小箱にて梱包されております。

梱包開梱
開封しました。キズ1つなく塗装も良く綺麗です。

ドロチューブ部 & 2インチ天頂プリズム
繰り出しは、ラックピニオンです。しかし、2インチプリズムは大きいですね。
繰り出しにおいて、実際に対象物をみながらノブを回すと、画像がクネクネしました。
上部の2本の小さな六角レンチを調整しましたところ、簡単に改修できました。
プリズムは、大きすぎ使用に不便にて、後に31.7mmアイピース用に変更しました。

接眼部変更
ビクセンの50.8→36.4AD(接眼アダプター)+36.4→31.7AD+31.7天頂プリズムに変更交換です。

架台に搭載
EM−11 TEMMA2Jr 架台に搭載してみまそた。釣り合いも良く、いい感じです。
架台は、昔の架台でもOKです。TS50改造へリンク

直焦点 カメラ接続
NSTアダプター36.4のフィルターリングにL41フィルターを取り付け直焦点接続をしてみました。
バッチリ合焦します。

ED114SS鏡筒 VS SE120鏡筒
口径が120mmとED114SSより大きいにも係わらず、筒径、全長と小さいです。
重さも軽く、ED102SS並みです。

搭載
EM−11 TEMMA2Jr に搭載しD50を接続しました。しかし、全く晴れる気配がありません。

鏡筒バンド & 雲台 強度アップ
ビクセンのアリ溝プレートに交換。雲台も雲台プレートを取り付けて固定。
鏡筒のクランプがしっかりし、持ち運びも容易になりました。

もっと、SE120について知りたい方へ
SE102との比較になりますが、SE120の情報の掲載がここにあります。

SE120による撮影画像

2006.9.3 記; 星を初観望
ベガです。やはりアクロマートですね。輝星には、こんなに青ハロが生じます。、
L41フィルターを入れておりますが、効果があまり無い様です。

月の直焦点撮影です。付属のPL10、PL25で観望しましたが、実に良く見えます。
VMC110Lなんて比べものにならない程、明るくコントラスト良く見えます。
月の縁には、青っぽく青ハロがまとわりつきますが、気にしなければ気になりません。写真撮影では写りません。
本写真は、露出オーバーにてこんなですが、しっかり写せば素晴らしく写ると思います。
ED114SSよりコントラストはハッキリしている様です。

EM−11 & VMC110L & SE120 です。これが限界です。
EM−11にSE120とED120SSを載せ、SE120で導入、観望をもくろんでいたのですが、重量オーバーです。
EM−200搭載時に本内容で使用しようと思います。
観望用に、一回り小さいSE102が欲しくなります。

2006.9.4 記
EM-1 &SE120 & A80SS
お気軽観望は、こんなセッティングで!

2006.9.18 記
SE120にて星雲を初撮影。カメラは、新鋭のEOS KISS Digital X。
撮影 9月10日 M57 21:21 露出15秒 感度1600
鏡筒:SE120 カメラ:EOS KISS DX 自宅の庭にて。画像処理なし。

SE120にて再度、月撮影。
撮影 9月10日 月 21:48 露出1/1250 感度400
鏡筒:SE120 カメラ:EOS KISS DX
画像処理は、まったくなし。月のない日に遠征にて頑張ります。

SE120にて星団を初撮影。カメラは、新鋭のEOS KISS Digital X。
撮影 12月17日 2重星団 hχ 20:11 露出19秒 感度1600
鏡筒:SE120 カメラ:EOS KISS DX
自宅の庭にて。画像処理なし。