経緯台

ポルタU (ビクセン)

導入レポート

ポルタUの導入を記録に。

ベランダでのちょっと見観望で重い赤道儀は大変です。
ちょっと見観望用に経緯台のポルタUを導入しました。追々、気の付いた事を記載
したく思います。実売価格2万円程度でこんなすばらしい架台が販売されるとは
大したものです。
メーカー:ビクセン ポルタU経緯台のメーカHP 
 
 2020.6.3 追加購入
 還暦を迎え頻繁に使用するポルタ2。1階と2階をたびたび移動しなくてはならず
 体力的に大変になってきました。悩んだ末、ポルタ2をあと一台購入してしまい
 ました。1階の外用と2階のベランダ用で配備することにしました。

入荷2017.5.25
経緯台のポルタが入荷しました。
思ったより大きな梱包で到着です。
しかし、軽いです。総重量5.7Kgとの事。
搭載重量は、5Kgです。

 
開封すると脚部は組みあがった状態です。
 
取り出すとすべてビニール袋に入り、傷のつかない様な梱包です。 ピニール袋から取り出した状態です。

添付書類は、
保証書、取説にガイドブックに星座早見盤が入っています。

トレイは、プラスチック製です。止めるネジもプラスチック製です。 止めるネジは、止めるべきところに付いていました。

これで、三脚部の組み立ては終了です。
あとは、微動ハンドルを付けてすべての
組み立ては終了です。
トレイを止めると脚がしっかりします。

微動ハンドルは、ハンドルのくぼんだ部分と軸の
Dカットの部分を合わせ軸にさすだけです。
ハンドルは、すべてプラスチック製です。差し込む時に
破損しないか気を使いました。

工具は、経緯台のゴムシートの下にあります。
フリーストップの硬さ調整に使用する工具です。
他、組み換えで使用する工具です。
工具は、経緯台の下部にマグネットが入っており、
磁気で吸い付いています。

高度のフリーストップの硬さ調整のネジ部です。
M8のセットスクリューネジです。

M8×40mmのクランプレバーがあれば、
完全ロックも可能になります。
クランプレバーは、観望のみなら不要。
撮影となると必要かも知れません。
水平のフリーストップの硬さ調整のネジ部です。
M8のセットスクリューネジです。

クランプレバーは、協栄産業(大阪)で販売されています。
他、アマゾンでもクランプレバー、M8×40mmで検索されます。
アマゾンで適合の品を調査、選択中です。

アリ型の部分は、こんな状態です。位置を変えられます。

組上がりの状態です。


微動ハンドルを300mmのポルタ用
フレキシブルハンドルに交換しました。
標準添付のハンドルと違い取り付け部は、金属です。
長さもちょうど良く、使い安すくなります。

SE102鏡筒を搭載してみました。
フリーストップは、何もせずいい感じです。
SE120鏡筒を搭載してみました。
フリーストップは、鏡筒の位置をずらすだけで
何もせずいい感じです。

SE150N鏡筒を搭載してみました。
辛そうですがフリーストップは、何もせずいい感じです。
使用限度内です。この辺までの重量が良いところです。
ポルタ2の搭載可能鏡筒外径は、160mm以内です。
BS−77を搭載してみました。
フリーストップは、何もせずいい感じです。

ポルタ用マルチプレートを使用しました。
マルチプレート詳細

鏡筒をずらすのは面倒なので
何か良い方法はないかと検討しました。

アタッチメントプレート(ビクセン)装着でした。

スライドプレート(ケンコー)に変更しました。
これでフリーストップのまま、眼視観望、直焦点撮影が
出来るまで対応できないものかと試してみました。
SE102 眼視観望フリップミラー装着:ほぼ中央部でつり合います。 SE102 直焦点撮影一眼カメラ装着:手前側でつり合います。

SE120 眼視観望フリップミラー装着:手前側1/4辺りでつり合います。 SE120 直焦点撮影一眼カメラ装着:同じく手前側1/4辺りでつり合います。
スライドプレートを使用すれば眼視、直焦点撮影ならば
フリーストップ機能を活かしたまま使用できます。

クランプレバー取り付けではなくノブ取り付け
ホームセンターにクランプレバーを捜しに行った
のですが、ありませんでした。その代わりに
ノブを発見。寸法も良い感じなので
買ってきました。


チェンジノブ M8  128円
M8×40 六角ボルト(SUS)  50円
各 2個

合計 356円(税別)



チェンジノブ詳細
購入ホームセンター:カインズホーム
製造元:株式会社 八幡ねじ
www.yht.jp
チェンジノブ寸法、通販価格等


組み上げたノブ と ポルタUから抜いたセットスクリューネジです。 2本装着しました。

しかし問題。微動ハンドルと干渉します。
しかし、360度中の一点のみです。
使用(観望使用)して見たら問題なし。チョットした事です。
360度使用する事は、無いでしょう。
微動ハンドルの軸と干渉します。

干渉を避けるには、クランプレバーで無ければだめの様です。
しかし、使い勝手上、まず問題ないのでこれで良しとしました。
おいおい、安いぞ 356円の出費でした。

干渉するのはやはり時に不便を感じクランプレバーと交換しました。
2018.11.29 改善
クランプレバーは、型式:LEMS-8−50−BK−CBK(メーカー:NBK)
2018.11.29 購入

ノブを付けて木星観望
快適です。
ノブを付けて土星観望
快適です。

ノブを付けポルタ用マルチプレートを装着し、
Bs−77を搭載してみました。
ノブを付けポルタ用マルチプレートを装着し、
バードランド80を搭載してみました。

ノブを付けED102SSを搭載してみました。
ノブ付きにてつり合いもあまり気にせず搭載できました。
ED102SSの重量は、付くものを付けて5Kg丁度でした。
ノブを付けED114SSを搭載してみました。
ノブ付きにてつり合いもあまり気にせず搭載できました。
しかし、経緯台が歪んでいます。
ED114SSの重量は、付くものを付けて6Kg丁度でした。

EM−1赤道儀と大きさ比べです。

その他 気の付いた点
脚の長さ調整部は、アルミです。
ハンドルは、プラスチックです。

三脚架台は、アルミ鋳物です。
赤道儀搭載時の極軸方向を調整するための
バーの取り付けネジが切ってあります。
SX用寸法と旧GP用寸法の所に切ってあります。

脚部の取り付け部は、プラスチック製です。
2020.6.3 追加購入(入荷)   
   
 追加で購入した2階用のポルタ2です。 2台並べてみました。