自宅の庭 天体撮影

自宅の庭での天体撮影写真を掲載します。

来る2012年5月21日の金環日食の観望準備を進めております。
準備機材、自作器具等をまとめ掲載いたします。
ついでに準備による観望の結果も掲載します。

架台:EM−1(高橋製作所)。
鏡筒:SE120(ケンコー)。ED102SS(ビクセン)
カメラ:D50(ニコン) 、E520(オリンパス)
画像処理:カメラ NRは、実施せず。他、画像処理もまったく無し。

1.日食グラス
ビクセン日食グラス 
等倍ですがなかなか太陽がハッキリ見えます。1500円程度。
前回に日食時に購入の物を捜しだしました。
眼視等倍観望は、これで決まりです。

オーム社日食グラス
ビクセン日食グラス購入時に、カメラのキタムラにて頂きました。
見え方は、若干歪み光の強さもいまいち



アーテック社 ソーラーフィルター
ホームセンターでなんと298円
ビクセンの日食グラスなみに良く見えます。若干ビクセンの物より暗めに見えます。

2.撮影 NDフィルター100000
露出倍数100000倍のNDフィルターです。
型式:DHG ND-100000 径58mm(マルミ光機) 5800円程度

NDフィルター100000を1枚望遠レンズ対物レンズ側に装着。
カメラ:D50(ニコン) レンズ:APO75−300mm+テレプラス1.4倍(ケンコー)

撮影画像 2012.03.06 露出1/125秒 絞り9 シャッタスピード優先
レンズ:APO75−300mm(シグマ)+テレプラス1.4倍(ケンコー)+ND100000
望遠は、300mmマニュアル×1.4倍=420mm
大きな黒点も写りました。トリミング等なにも無しでこの大きさです。
撮影の本番は、この機材で行きたく思います。

3.望遠鏡観望&撮影
望遠鏡での観望は、投影観望にしました。それには、投影板が必要です。しかしながら
投影板はなく価格は、1万円〜1,5万円と高額。じゃ作ろう・・。と作りました。
   材料
プラダン(白と黒)、タオル洗濯ばさみ(2個)、梱包用透明ビニールテープ、ねじりっこ(2本
   準備するもの
     はさみ、カッター
   材料費:プラダン 598円/畳1枚大(白、黒各1枚)、
        梱包用透明ビニールテープ 128円/1巻(50m)
        ねじりっこ 105円/300本、洗濯ばさみ 105円/8個
        大量に材料は余ります。あしからず。〆て1534円。

センタのリングは、50.8→36.4 AD(ビクセン) リングです。このリングと36.4延長チーブとで
遮光板(本場合は、遮光BOX)の板とを挟み込み固定します。36.4延長チーブの先には、
36.4→31.7 AD(ビクセン)を取り付けてアイピースを取り付けます。
上記の部品には、製造中止品が含まれますが、とにかく遮光板を挟み込み固定が目的にて
代用品は何でも構いませんビクセンカタログを参照ください。接続の方法は、いくらでもあります。

柱もプラダンです。1枚では弱いので2枚合わせとし梱包テープで接合しました。投影板は、
190×190の寸法とし軽量化を図るため1枚としました。柱と投影板は、ねじりっこでつなぎました。
投影板の上には、B5のコピー用紙を紙クリップで固定します。

遮光板の倒れを少しでもなくすために、タオル用選択ばさみを2個使用し、36.4延長チューブ
をつかみ固定します。

望遠鏡に取り付けです。こんな感じになります。

黒点も良く見えます。日食時が楽しみです。
接眼レンズ PL15mm使用(ビクセン)

観望の様子は、こんな風になります。